竹内一正 プロフィール
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1957年 | 岡山県津山市に生まれる。 |
1979年 | 徳島大学工学部 精密機械工学科卒業。 |
1980年 | 米国ノースウエスタン大学にてVisiting Scholar(客員研究員)として金属疲労を研究。世界中から優秀な人々を集め、科学と社会の発展をもたらす大学教育という「産業」が、アメリカでいかに成功しているかを実体験し、感銘をうける。 |
1981年 | 徳島大学大学院工学研究科修士課程を修了。 |
1981年 | 松下電器産業株式会社入社。
「大企業が幸せを運んでくれる」という当時の神話を信じて選んだ松下電器で、外からでは見えなかった厳しい企業の光と影を経験する。
・磁気記録事業部にて、小型フロッピーディスクなど磁気記録メディアの新製品設計開発に携わる。さらに、NHK技研とハイビジョンビデオカセットの開発に成功。
・新製品開発で27件の特許、実用新案出願を達成。
・事業撤退寸前の赤字事業の再建に成功する。
事業の再建という貴重な体験から、経営の奥深さを痛感し、経営者への夢を抱くようになる。 |
1990年 | 松下電器 特別プロジェクト室にて、IBMなど海外PCメーカーとのOEMビジネス開拓に携わる。
・台湾工場でPC事業を立ち上げ、国際的コスト競争力の構築に成功。
大企業こそ「安定」をもたらす「良い会社」と信じて入った松下電器で、私は、「安定ではなく、仕事のやりがいこそ、価値ある大事なことである!」と、身をもって痛感し、アップルコンピュータに転職する。 |
1995年 | アップルコンピューター(株)入社。
減り続けるOS市場シェアの奪回をねらった、アップル起死回生の策であるMacOSのライセンス事業を立ち上げる。
・プロダクトマーケティングに従事。パワーマックG3の立ち上げに成功し、アップルの業績回復に大きく貢献。
・阪神ファン以上に熱狂的なマックファンへのマーケティング術の、ウラと表を体験。 |
1998年 | 日本ゲートウエイ(株)入社。
プロダクトマーケティング責任者として、日本市場にフィットした独自の製品(液晶一体型PCなど)の市場導入に成功。
松下電器やアップルと異なり、商品を直接ユーザーに届けるダイレクトビジネスモデル(直販モデル)の、日本市場での認知度アップに大きく貢献。
・メーカーが主役の「メーカー主導(Maker Driven)」から、消費者が主役の「ユーザー主導(Market Driven)」へのビジネス形態の大変化を実践。 |
2000年 | メディアリングTC(株)入社。
代表取締役社長としてゼロからの会社の立ち上げに奔走、ベンチャー企業の苦労と感動を体感。
・当時ほとんど認知されていなかったVoIP事業の、市場普及に貢献。
それまでの幅広いビジネス経験を活かして、ビジネスコンサルタントとして独立。 |
2002年 | ビジネスコンサルティング事務所 オフィス・ケイ(東京都渋谷区)を開設 |